羽田到着後、国際免許書を忘れたことに気付く。今迄の経験で、国際免許書が無くても大丈夫とは思いながらも、念のためTaxiで自宅-空港を往復、片道2０分と至近距離なので間一髪間セーフ。Tucsonのレンタカー受付で、国際免許書は必須かと聞いたら、書類に記入する際にあれば便利との回答。空港-自宅往復のタクシー代15,000円が勿体無かった。
アメリカの運転は、道路標識も整備されているし、運転も13年の駐在経験で慣れていると、カーナビ代を節約。これも大間違いで、方向を180度間違え、ホテルまで想定の30分を倍する1時間前後もウロウロする事に。散々の出だしに。軽度認知症の兆候かな？
The Westin La Paloma Resort & Spa Tucsonに3泊。ホテル玄関のXmas Tree
よく見ると、鉢植えのサボテン。世界各国で色々なXmas Treeをみてきましたが、サボテンのツリーは初めて
写真はすべて自分で撮影。Web用に20-40MBに大幅に圧縮しているので鮮明度が少し悪くなっています、残念。
実質初日からゴルフ三昧の始まりです。ホテルに隣接したコースで、ロビーからクラブハウス迄徒歩5分。日中は半袖で十分だけど、朝夕に冷え込みは厳しく、グリーンが凍結したためスタート時間が1時間近く繰り延べに。
Black=7,088/71.9/144, Gold=6,635/69.6/139, Silver=6,011/67.2/128, Jade=4,879/68.4/124 （コース名の次の数字は Yards,/Course Rating/Slope Rating）
Green Fee: 10-12月=$159/$169、1-4月=$199/$219（平日/週末）
Jack Nicklausの設計。アリゾナのGCの、フェアウエー・バンカー、ガード・バンカーの多い事。しかも、フェアウエー・バンカーかなり深めなので、入れると出すだけのショットを余儀なくされます。それでも、比較的ヤケドが少なく良いスコアの出る典型的なリゾート・コースです。周囲が砂漠なので砂は無尽蔵だからか多いのかな？バンカー用に使えるかは？
Ridge Course No.7、171/153/132/105ヤード、Par-3、Hcp-9。ここは何とかパー
Canyon Course No.8、211/190/160/134ヤード、Par-3、Hcp-7
砂漠とサボテン、アリゾナならではの景観がゴルフを楽しいものにしてくれます。Tee Ground前方のサボテンには、多数のゴルフボールが打ち込まれています。棘が鋭いのでボールの回収は相当の危険が伴うので皆さんGive up。
Arizona州ランキング*： North Course = 29位 (www.top100golfcourses.co.ukによる)
DORADO=7,384/74.0/142, AZUL=6,678/70.6/134, VERDE=6,047/68.2/125, ROJO=5,256/70.4/127 （Yards,/Course Rating/Slope Rating）
Green Fee: 10-12月=$159/$169、1-4月=$199/$219（平日/週末）
昨日に続いての連チャン。ホテルから車で約20分。La Paloma同様、日本では見られない素晴らし景観のGC。昨日同様、深いフェアウエー＆ガード・バンカーが多数。アリゾナのゴルフは、左右に曲げると砂漠・岩山とサボテンなので、ターゲット・ゴルフを要求されますが、我々は飛距離が短い事も有り、ロスト・ボール数は想定以内で収まりました。下手な説明より写真でアリゾナのコースをお楽しみください。
スタート前に記念写真
No.1、399/336/310/279ヤード、Par-4、Hcp-11。深いフェアウエー・バンカー
No.4、464/418/344/276ヤード、Par-4、Hcp-9
No.7、197/183/156/131ヤード、Par-3、4つのガード・バンカー、これでもHcp-18
No.10、558/536/499/451ヤード、Par-5、Hcp-8。フェアウエー中央に3つの深いフェアウエー・バンカー
No.11、558/536/499/451ヤード、Par-5、Hcp-4。グリーン右手前に大きな3つのガード・バンカー
No.12、214/199/164/119ヤード、Par-3、Hcp-16。前後、右に深いガード・バンカー
Scottsdale/Phoenixは冬も温暖（12月で20/13℃、2月で23/6℃）な為、富裕層の別荘、引退後転居してきて方が多い所です。周辺には300前後ものコースがあり、毎年Phoenix Openが開催される一大ゴルフ・リゾートとなっています。5～9月は日中の温度が35~41℃にもなるので11～5月上旬がベストシーズン。
制限速度は75マイル/120Km、大半の車は、日本同様に制限速度プラス10の85マイル/136Km走行。景気が良くなり、ガソリン代が安くなったので、大型ピックアップ車の人気が復活しているような印象。人間は懲りない動物のようです。
昼過ぎにホテルに無事到着。流石一流のリゾートホテル、ゴルフ場、スパ、十数面のテニスコート、プールも大人用、家族用、人口波によるサーフィン・プール等々、設備は充実。家族連れ、それも日本同様3世代家族の多い事。オシャレなホテルだけど、WiFi利用料として1日$12.95もチャージされビックリ。ちなみにその他のホテル（他のWestinを含め）は何れも無料でした。
今日はアメリカの Thanksgiving Holidayなのでショッピングセンターや、レストランも多くの店が閉まっており、チェックイン後は読書とストレッチ。夕食はホテルでターキー・ディナーにしたけど、お世辞にも美味とは言えず、量も多いので20％程度でギブアップ。近くのショッピング・モールに日本食のお店が2件あることを確認、明日からは和食にするぞ！
The Westin Kierland Resort & Spa
夜になると沿道のパームツリーをライト・アップ
ホテル周辺の道路脇には、子夏のような小ぶりの柑橘類が「食べて下さい」と言わんばかりに枝もタワワに。失敬して試食すると極めて美味。当然のことながら通路側の方が果実の数が少なく、他の皆さんも同様に楽しまれている様子。
MEN: Black(Hcp:0-7)=6,974/72.8/127, Gold(Hcp:8-15)=6,337/69.3/122, Copper(Hcp:16-28)=5,855/67.2/114,
LADIES: Jade(Hcp:29+)=4,985/67.8/118. （Yards,/Course Rating/Slope Rating）
Green Fee: 10-12月=$159/$169、1-4月=$199/$219（平日/週末）
1日の中休み後、今日からゴルフ3連チャンです。
ホテルに隣接した典型的なリゾート・コース、Ironwood, Acacia, Mesquite の3コース（各9H）で合計27H。ホテル・テラスから、Acacia コースのNo.7（写真右側）、No.9（左側）が一望。テラスで飲物を注文し、プレイ観戦。人の事は言えないけど、空振り、チョロ、池ポチャ等々、珍打・凡打も少なくありませんでした。
No.7はGoldから登り339ヤード、グリーンは多数のバンカーで囲まれていますが、浅いのでそれ程プレッシャーにはなりません。
No.9はホテル向かって503ヤードの豪快な打ち下ろし。
コースを回るのに、カートの他、セグウエー、自転車も選択できます。見ているとほぼ全員がカートを選択。セグウエーにトライしようか考えたけど、セグウエーの運転に気を取られてゴルフがおろそかになるのを懸念してカートに。多少アップダウンもあるコースを自転車で18Hを回るなんて？
夕食はホテルの隣の高級ショッピング・モールにある日本食レストラン・Stingrayへ。海外生活は20年前後にもなるけど食事は完全に和食党。ラッキーな事に、Happy Hourだったので、一部食事メニューも50％引き。餃子、焼き鳥、野菜のてんぷら、寿司と巻物、ビール、日本酒でナント＄34.27+Tip、安い！ 味は美味、ウエートレスも金髪美人、でも残念なことに経営は韓国人。3日間連続で通い詰めました。2日＆3日目は週末でHappy Hourは無し、それでも二人で$100前後で酢の物、シューマイ、鍋焼きうどん、刺身等を堪能。
Arizona州ランキング： Mountain Course = 18位、Pinnacle Course = 24位
Black=7,039/92.9/147, Gold=6,716/71.6/137, Silver=6,220/69.2/130, Copper=5,821/68.4/126, Jade/女性=5,084/68.5/121 （Yards,/Course Rating/Slope Rating）
Green Fee: 10-12月＝$199/209、1-4月＝$279/299、5-9月＝$69/89
ゴルフダイジェストの南アリゾナ1位、Golfweek’s Top 100 Modern Coursesに選ばれている。アリゾナオープンの会場にも選ばれるなど、アリゾナを代表する雄大な景色の名門コース。Tom Weiskopf & Jay Morrisの設計。
Troonは、米国の30州（アリゾナ州だけでも20コース）、中南米他25ヶ国でGCを運営している企業。今迄にプレイした3コース、12/6にプレイ予定のコースもTroonが運営しています。
スタート前に巨大サボテンを背景に記念撮影
No.3、556/544/502/466/456ヤード、Par-5、Hcp-3。第二打目の目前/フェアウエー中央部に巨大な岩が。狙って打ったら見事に大当たり。グリーンは狙っても外れるのに、ゴルフの神様は意地悪
No.16、244/234/222/213/164ヤード、Par-3、Hcp-16。距離は有るけど打ち下ろし、ハルさんは見事ワンオンでパー、小生もかろうじてボギー
Arizona州ランキング : Saguaro Course = 7位、Cholla Course = 19位
MEN: Black=6,966/72.0/137, Purple=6,603/70.2/132, White=6,252/68.8/125,
LADIES: Composite=5,786/72.0/128, Green=5,061/67.0/109 （Yards,/Course Rating/Slope Rating）
Green Fee: 8/29-10/5=$100, 10/17-10/30=$120, 10/31-12/24=$165, 12/26-1/8=$185, 1/9-4/5=$230. 4/6-4/26=$170, 4/27-5/28=$120, 5/29-8/27=$75
ホテルから車で30分弱。コース沿いに家が建っておらず、雄大なアリゾナの自然景観を楽しめるコース。2002年オープンのCholla Courseと、2006年オープンのSaguaro Course がある。Bill Coore と Ben Crenshaw による設計。3連チャンの最終日、6日間で5Rもプレイ。普段鍛えていないので、如何にフェアウエーにカートで入れるとは言え、足腰はガタガタ。ドライバーショットの球が上がらず、少なからずのボールをサボテンの肥やしに提供。
スタート前に巨大サボテンを背景に
他のコースと違い、コース沿い分譲別荘が無いので、荒野でのプレイ感覚
巨大サボテンが林立
我々の旅行は、ゴルフ三昧と言っても、適度にゴルフと観光の組み合わせ。今回の観光ハイライトは、ジョン・フォード監督、ジョン・ウエイン主演の「幌馬車」等の西部劇映画、その他多くの映画の舞台となったモニュメント・バレー。昔からナバホ・インディアンの居住地で聖地、現在も一種の自治区・国 “Navajo Nation”。公園も国立公園では無く “Navajo Tribal Park”。
Scottsdale/Phoenix から 327マイル/526Km。クルーズ・コントロールを85マイルに設定、道幅も広いし交通量も少ないのでストレスの少ない快適運転。休憩もいれても5時間少々で無事到着。
公園入口で入場料（2人で$20）を払い、未舗装・赤土のトレイル、砂塵を巻き上げながらドライブ。景観に圧倒され、あっという間に3時間が経過。夕焼け、朝焼け（写真-07）は別世界の絶景として知られています。下手な説明より、写真でその凄さを楽しんで下さい。Web用に画像を20-50MBに圧縮しているので、鮮明度が今一ちなのが残念です。
道路は整備されていないので、公園内を一周すると、車は赤い砂埃まみれに。Car Washサービスを提供したら先客（車）万来で成功は確実。
宿泊と夕食は眺望が素晴らしく予約が中々取れない The View Hotelにて。部屋の中から夕焼け・朝焼けが堪能できます。
近くにレストランも無いので、食事はホテルで採らざるを得ません。メニューは極めて限られていて、代表的なナバホ料理の盛り合わせを注文。予想通り、お世辞にも美味とはとても言えない代物。アルコールで飲み干そうと思ってもアルコール類の提供は無し。多分、かって白人がインデイアンを籠絡するためにアルコールを提供した悪影響の反省で禁止？
Monument Valleyの朝焼けを堪能した後、150Miles/240Km離れたAntelope Canyonに出発。地図で場所を確認する時には、Antelope Canyonでは中々見つからない可能性が高いので、直ぐ近くの大きな町であるPageを探してください。LowerとUpper Canyonが隣接してあります。両方訪問も可能だけど、観光に1時間半前後所要。迷ったけど、前日ホテルで会った日本人団体旅はLower Canyonを訪問との事なのでLowerを選択。
此処もNavajo Nation。Monument ValleyもAntelope Canyonも、Home Pageは貧弱、観光インフラも脆弱。Navajo Nationをドライブする際に見える家々も貧しい。観光資源としては本当に素晴らしいので、上手い経営をすれば一大観光地に成れるのに勿体ない。代々、白人に騙されてきた歴史もあり、白人大手資本との提携には本能的拒絶反応があるのかな？
入場券発売所、トイレは建築現場用の簡易トイレだし、売店やレストラン等も併設されていない。道路沿いに大きな看板も無く注意していないと見逃してしまいます。
Lower canyonはナバホの言葉で「螺旋の岩石アーチ」の意味とか。遠隔地での雨でも、鉄砲水に危険があるので（1997年には11名が死亡）、見学はガイド・ツアー（$28/人）が条件。酋長の息子と言うガイドの案内で観光。大学で写真を専攻したとの事で、ベスト・ショットの場所・アングルを教えて頂いての撮影。その成果をお楽しみください。
何百年もの砂岩浸食で出来た独特の景色。Antelope Canyonは写真家の人気No.1 Spotにも選ばれているとの事。
観光客の撮影人気Spot No.1で我々も記念スナップ
ライオンの顔にそっく
細い割れ目が出口です
New York、San Franciscoも良いけど、雄大なスケールの大自然もアメリカの魅力です。Monument ValleyとAntelope Canyonは、是非、是非のお薦めです。Las VegasやSedonaから強行日帰り、1～２泊のツアーも組まれています。我々は米国駐在時代の1993年にも、Las Vegasでレンタカーを借り、8泊9日で、Zion、Bryce Canyon、Lake Powel/Rainbow Bridge（何れも国立公園）、Monument Valley、Antelope Canyon、Grand Canyonを周遊。時間に余裕があり、スケールの大きい大自然が大好きな方には周遊をお薦めします。
観光後、次の目的地Sedonaへ（158Miles/253Km）。
SedonaはVortex/ボルテックスと呼ばれるPower Spotが10ヵ所あり‟スピリチャル“な場所、‟癒しの町”として人気があり、年間400万人もの観光客が訪れる観光地・保養地です。地磁気と脳波を測定して科学的解明に挑戦している人間もいるとか。Phoenix/Scottsdaleからは車で約2時間の距離です。
晴れ男で、過去3回の海外ゴルフ三昧遠征でも連日好天に恵まれたのに、ついに朝方は雨・強風。カナダでのスカイダイビングに続いて、熱気球に挑戦したく予約申込み（$220/人、フライト時間は1～1.5時間）、朝5時起きをしたけど飛行はキャンセルに、残念。
宿泊したHilton Sedona Golf Resortには18HのGolf Courseが併設されています。午後には雨は止みましたがゴルフはパス。ちなみに、12-1月のGreen Feeは$79、クラブ＆シューズ・レンタルも含めると$120です。
Sedonaの町を散策。素敵な雰囲気、超能力を売り物にした占い師、マッサージ店、水晶（ブラジル産とか）販売店が目につきました。他の観光地同様、買いたいものは無くjust looking。
それでも日頃の行いが良いので（？）、12時過ぎには霧雲の合間に赤い砂岩の山々が現れご挨拶。晴天の景色も良いけど、むしろ神秘的な雰囲気の良い写真が撮れました。
Sedonaの町を一望
Chapel of the Holy Cross 眺望台真下の豪邸
早めにホテルに戻り、読書でノンビリ。夕食はすぐ近くのイタリアンへ、アメリカとは思えない美味なお店、翌日も通いました。
