イギリスの道路は良く整備されており、運転マナーも良く、日本同様に左側走行なの一安心です。日本の免許と国際免許の取得・持参を忘れずに。国際免許は、各地の免許センターで簡単(30分程度)に取得出来ます。
A) Rent a Car:
Hertz、Avis、Europcar等の大手を始め多数の会社が営業しています。
欧州ではマニュアルが主流で、オートマ希望の場合は予約時にキチット注文する必要が有ります。料金は40~50%前後高くなります。ウインカーとワイパーの位置が逆ですが、直ぐに慣れると思います。
今回のスケジュール(6/9~6/23、2週間、Glasgow Pickup – Edinburgh 返却)で、費用をHertzでNet検索した結果(ベストレート、AC付き)をご参考までに例示します。ベストレート料金は、基本的保険料を含みますが、保険カバーを追加すると30~50%も高くなります。JAFFの会員はメンバーカードを持参すると、英国の同様のロード・サービス会社AAより一部無償サービスが得られます。CarNaviはオプションで£150 / 22,500円の追加。
マニュアル車 | オートマ車 | |
---|---|---|
Economy | £392 / 58,800円 | N/A |
Compact | £416 / 62,400円 | £602 / 90,300円 |
Midsize | £512 / 76,800円 | £748 / 112,200円 |
Midsize Wagon | £588 / 88,200円 | £1,062 / 159,300円 |
B) Routeの下調べ:UK-AA Route Planner(http://theaa.com/route-planner/)
上記websiteで「From: 」「To: 」に出発地と到着地名を入力し「Get route」をクリックすると、総走行距離、所要時間、詳細な道順(道路番号・距離・Exit No)、Speed Camerasの警告、地図が表示され便利です。地図には丁寧にピンクのマーカーでルートを示してくれるので大助かりです。尚、同じ地名が複数ある時は、「7 matches found – select from list」と表示されるので、listから本来の目的地を選択しクリックします。プリントし運転時には家内に助手席より適時指示してもらっています。併せて、Philip’s Navigator Scotlandと言う詳細な地図帳(£7.99)を購入し、ルートをマーカーで印すと共に、ルート上の名所旧跡等も確認しました。
C) カーナビ:
地図のみ、カーナビ無しでの運転は考えられません。レンタカー手配の際、オプションで注文される事をお薦めします。我々のカーナビは、ラウンドアバウトに来ると、「the first exit」、「teh second exit」と音声案内。家内と二人で、2番目だねと確認しながら運転しました。
D) 交通ルール:
Website「イギリス 運転」で検索し、「イギリスドライブのコツ安全運転十箇条-」(http://e-driving.info/uk/03knack/01jyukkajyou/)と「英国・イギリスの交通ルール・運転規則」(http://jpncars.com/drive-in-england)、「イギリスドライブ・イギリスレンタカーの基本情報」(http://www.arukikata.co.jp/)に詳しい説明と有益な情報が記載されています。実際に遠征する場合には、是非一度のぞいて必要な頁をプリントされる事をお薦めします。イギリスは監視カメラ社会、交通違反も見逃さず摘発との事。異国での運転は、道路・交通事情にも疎いので安全運転に努めましょう。
- 路線番号:「M」= 高速道路、「A」= 主要幹線道路、「B」= ローカル。時間に余裕のある時は「B」で英国情緒を満喫もお薦め。
- 制限速度:表示が無ければ、片側2車線以上は70mile/112Km、片側1車線は60mile/98Km、街中は30mile/48Kmです。どの国でもスピード違反者はいますが、Scotlandではほとんどの運転者は遵法運転で、スピードも(表示)制限速度での運転でした。
- 安全運転のポイント:①日中でも常時ライト点灯、②車を離れるときは必ずロック(車上荒らし等が少なくない)、③単位はマイル(1.6Km)、④景色写真を撮りたくても「P」以外では停まらない、⑤歩行者・自転車に注意(信号無視が多い)、⑥車間距離を十分に/日本の倍、⑦夜間の運転は極力控える。
- Roundabout / ランドアバウト/ 環状交差点:1960年代に英国で導入され、現在では欧州で広く採用されている交差点です。慣れないと最初は一寸戸惑いますが、数回経験するとコツをつかめます。自分の右側からの車優先を覚えてことが重要です。近づいたらスピードを緩め入ります。出口が分からなくなっても停止すると追突の危険が有りますので、グルグル回りながら標識を確認してください。主要道路では信号機付きランドアバウトもあります。流れがスムーズになり、対向車と正面衝突しない構造なので重大事故が起こりにくく、ドイツでは切替え後、死者・重傷者が8割も減少、信号が不要なので防災面からも利点があります。日本でも2013年3月に長野県で初めて既存の信号機付き交差点からの切り替えが行われ、今後の信号機からの切替え・普及が検討されていると最近の新聞記事に有りました。
- トイレ:ガソリンスタンド(ほとんどの店が売店を併設、24時間営業)、「i」Information Centerで拝借。Centerで観光案内情報、Official Guide to Golf in Scotland等もゲット。
- 飲酒運転:基本的にはNGですが、ビール1パイント(568mL、グラス1杯)、英国人の体型なら2パイント迄はアルコール検査値以下でOKとの事(保証の限りでは有りません)。
- 事故発生時:被害者と加害者同士で連絡先と保険会社名をメモし、早急に保険会社に連絡します。大事故、人身事故で無ければ警察への届け出は不要との事。
- 道路標識:ほぼ日本と同じで、英語で意味が書いてあります。違反金は各自治体と駐車取締官の重要な収入源となっていますので、バス専用レーン、駐車禁止ゾーンは監視カメラが有ると思って下さい。
(2013/5/10掲載、7月 加筆・修正)
来年の3月にエジンバラでレンタカーを借りて一週間、セントアンドルーズとミュアフィールド、ノースベリツクをラウンド予定です。カーナビのオプションが80ポンドもするので、迷ってます。やっぱりカーナビは必要ですが。地図だけでは、迷いますか?