A) 服装 / Dress Code:
Scotlandの気温は6月で9~18℃、7月でも10~19℃と低く、1日の天気が変わりやすく、日が照りつけたと思ったら土砂降りで冷え込んだり、気温もめまぐるしく変化する(1日に四季が有る)のが特徴。海岸沿いのLinksでのプレーは、強風/雨・烈風/雨に備え防水性の高いレイン・ウエアーの用意も必須で幅広い衣類の準備が必要。毎年8月に開催される全英女子Open でも、昨年の宮里藍さんの写真を見ると、毛糸の帽子・耳あて、厚手のウエアを着用しています。男子のThe Open でも、多くのプレイヤーは最初の3日間は半袖でしたが、最終日はセーター着用。
我々は速乾性の高い長袖のポロシャツ・スラックス、ヒートテックの長袖の下着・タイツを数枚、ホカロンも用意し、セーターは薄手のカシミヤとしました。お目にかかった他の日本人の方々も、ホカロン等を用意してきたとの事。今回の遠征は、幸い3週間連続で好天に恵まれ、長袖のポロシャツ+薄手のベストで十分でしたが、用意は慎重に。
公式ガイドには、名門GCのMain Dining等のDress Codeはタイ&ジャケットの所もあると書いてあります。今回の遠征ではネクタイを1本持参する事にしました。米国やカナダのリゾートGCとは少し異なりますので要注意です。遠征後、本項をUpdate報告します。【報告】Members Club House – Main Dinning Room ではタイ&ジャケットが必要な様ですが、今回の経験限りでは ビジターが許容される部屋でタイ&ジャケットを要求される所は有りませんでした。リゾート・ホテルも含め、重厚な感じの所も多く、夕食事はカラー付きのシャツとジャケットの方が違和感無く雰囲気に溶け込め居心地が良いと思います。
B) 有名GCでもプレイ可能 ! プレイ時間、プレイ可能時間:
有名GCでも一定時間枠をビジター用に確保しているケースが大半で、ごく一部のGCを除き、Scotland の大多数の GC でビジターもプレイする事が出来ます。
2013年のThe Openで松山選手がスロープレイで1打罰を受けたように、迅速なプレイが強く求められます。St Andrews の各コースの Score Card には、各ホール毎に、当該ホール終了プレイ所要時期が示されています。ちなみに Old Course は3時間57分となっています。Hcp 制限が無いGC が大半ですが、各GC共、Starter に後ろの組を待たす場合には抜かせるようにとの注意を受けます。2人で一度も待たずにプレイした Turnberry Kintyre では3時間10分、数ホールで多少待った turnberry Ailsa では3時間30分でのプレイでした。
緯度が高く(Glasgow、Edinburghで北緯56度)夏至の日の出は4時過ぎ、日の入りは9時過ぎです。夏期は60組前後、冬期は20組前後のTee-offが可能との事です。Tee-off time は10分間隔が多い様です。
C) コース内にトイレ・売店は無し:
バッグに飲物、軽食の用意をお薦めします。コンビニでおにぎりが有れば最高なのですが、Scotlandではサンドイッチで妥協しなくては。地元のプレーヤーは、マッチ・プレーが主流の事も有り、3時間程度で回るとの事ですが、事前の準備は怠りなく。現地のCaddieさんに緊急事態にはどの様に対応しているのか質問する予定。遠征後、本項で報告します。【報告】実際に回って見ると、多くのGCで1ヵ所程度トイレが用意されていました。男性はハリエニシダの茂みも上手く利用していました。
D) クラブ等の盗難に注意:
日本と違い、クラブ等の盗難も発生するとの事。Hotel宿泊時にも、トランクにクラブを置いたままにせず、部屋に持ち込む事を薦めています。ゴルフ保険は海外での事故も対象になりますが、GC&練習場以外での事故は対象外ですのでご注意ください。現実には、安全度は極めて高いと思いましたが、用心に越した事は有りませんね。
E) 重量制限:
最近は、航空運賃が安くなった代わりに荷物重量制限(制限オーバーだと高額の追加料金)が厳しいので、持参する衣類も重量制限対策上工夫が必要ですね。多くの航空会社はSport 用品は無料扱いですが、事前の確認をお薦めします。我々もLondon – Glasgow のBA便では、golf bag 代として£40の追加料金を請求されました。
(2013/5/10掲載、7月 加筆・修正)
ゴルフクラブを持って、ヒースローからロンドン市内、ロンドンからエジンバラまで鉄道移を計画してますが、クラブの盗難とかが心配です。ちょっと古いクラブを持っていって、現地の中古ショップで買い取りとかは、ないですよね