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01. Scotland Golf 三昧:数字で見る Golf Course 情報 (2013/5、7月 加筆)

01. Scotland Golf 三昧:数字で見る Golf Course 情報 (2013/5、7月 加筆)

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Scotland国旗

青地に白のセント・アンドリュー・クロス (St.Andrew’s Cross) 旗 がScotlandの国旗です。セント・アンドリュー・クロスは、X字型の十字にかけられて殉教した、十二使徒の 一人でスコットランドの守護聖人であるセント・アンドリュー(聖アンデレ)を象徴しています。

Scotland では、英国国旗(ユニオンジャック)はほとんど目にしませんでした。独自の議会を持ち、大幅な自治権を持ち、使用されている紙幣も The Bank of Scotland 発行。それでも、今年は300年ぶりの独立の可能性が極めて高いとの事。下の写真は、St Andrews Old Course Hotel で撮ったものです。英国国旗がはためいた数少ない場所でした。尚、The Bank of Scotland 発行の紙幣は、England/London では受け取りを拒否される事もあるとか。

20130619-Flags-Web

 

A)    Golf Course(以下、GC)数:

英国全体で2,752(日本は2,442)、Scotlandには 564 のGCがあります。Private GCは僅か5The Open開催GCを含め、ほぼ全てのGCでプレーが可能です但し、GCによってはVisitor枠の曜日、時間制限が有りますので、有名・人気GCの予約可能日時・手配はかなり前もって行う事が必要です。(日英の全体数は、2008年現在、Wikipediaより)

一寸情報:Scotland のGC数は、1850年 = 17(ゴルフ人口は15,000人、99%がScotland人)、1870年 – 34、1890年 = 387、1910年 = 4,135。19世紀後半から猛烈なGC新設ラッシュが生じましたが、2度の世界大戦でブームは去り、2013年現在は564となっています。

 

B)    GCの情報入手:

Scotland National Tourism Organizationが(http://golf.visitscotland.com )をopenしています。Top pageの右下にあるOnline BrochureをクリックするとOfficial Guide to Golf in Scotland http://edition.pagesuite-professional.co.ukに繋がり、公式な詳細なゴルフ情報誌(以下、公式ガイド)がダウンロード出来ます。2013年度版は132頁もあり、少々重たいサイトで立ち上がりに多少時間がかかりますが、全GCのwebsite address、電話番号、料金を含むコース情報が、6地域別・アルファベット順にリストされておりMy Plan作成には欠かせません。

効率良く目的のGCを検索するには、画面中央上に表示される頁数「1/132」をクリックし、現れる白いBoxに「108」と入力するとA-Z順に整理されたGC Listが表示されます。最後に144件のHotel、B&B/Bed & Break情報(広告)も掲載されています。Scotland訪問時には、駅や町中にあるVisit Scotland Info. Centerで入手しておくと何かと便利です。

 

C)    Green Fee(以下、GF)分析:

少数の有名GCのGFは極めて高額ですが、公式ガイドを見てみると多くのGCのGFは£30前後。時間に余裕もあるので、公式ガイドにGF記載のある527コースを価格帯別に分類・分析しました。上記websiteのQ&Aでも、一部のGCは高いが、多くの素晴らしいGCは£40/6,000円前後でプレー出来ると書いてあります。

① GFの平均は£31.4/4,710。一部GCは9Hですが単純平均しました。元々、Linksは海岸沿いの農業には適しない砂丘地帯の野生の芝草を刈っただけですので、GCの造成費はタダに近く、散水等の手入れも行わないので、このGFで十分なのだと思います。有名GC でも大多数が GFの安い Twilight (3~4時以降 Tee-off )を提供しています。

GF価格帯別GC数:£100以上 = 20GC(全体比4%、£50~99 = 48GC(9%)、£30~49 = 140GC(27%)、15~29 = 221GC42%)、£15以下 = 98GC(19%)。2000年頃から米国人が多く訪問する様になり、Linksの観光産業化が進み、有名GCのGFが高騰していまいました。

③ 一部有名GCを除き、ほとんどのGC1RGF2050%増しのDaily GFを設けています

④ Turnberry等一部有名GCには米国資本(かっては日本資本も)が投資、米国流経営になっています。

D)    TypeGC数分析:

公式ガイドの各GC紹介の最初の項目は「Type」です。GCに色々なタイプがあるなんて知りませんでした。

① Links123(全体比22%)。英国&アイルランドの有名GCのほとんどがLinksで、The OpenLinksで開催するのが不文律になっています。海岸沿いにあり、砂地で水捌けが良く、自然の雨以外は散水しないので固く早い。自然のままで整地していないので、フェアウエーもグリーンもデコボコ。フェアウエー中央のナイスショットでも不運なバウンスでラフに入りロストも生じる。ラフは自然の雑草で深く木はほとんど無し。大小多数のバンカーがあり、多くは極めて深く、プロでも脱出に苦労。Clubhouse前がNo.1Hで、No.9が一番遠く、No.10よりNo.18/Clubhouseに向けて戻ります。

Parkland23842%)。内陸部にあり、公園の様に見事に散水・手入れされ青々とし整地されたフェアウエーとグリーンのGC。米国PGA、日本、カナダのGCはほぼ全てParklandです

③ Heathland12923%)。LinksとParklandの中間的なGC。Heather/ヒース、gorse/はりえにしだが生い茂っていまする。

④ その他 = 74Inland、Woodland、Moorland、Seaside、Cliff等があります。

(2013年5月9日掲載)

 

 

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コメント

  • tamachan より:

    リンクスの名門のプレーフィーはセルフでも高いですね。
    3月だと安いので、3月にしましたが、寒さが心配です

    • admin より:

      夏場でも、1日に四季がある(天候の変化が激しい)と言われています。The Open でも、昨日は半袖と思ったら、翌日はセーターに防寒手袋姿のシーンを何度か見ています。最近はヒートテックの薄手で保温性の高い下着があるので助かりますね。

      • tamachan より:

        日本でも、2月は凍ったグリーンでも、ゴルフを楽しんでるので、大丈夫だとはおもいますが、強風がふくと凍えてしまわないかと心配です。

  • tamachan より:

    ご無沙汰しております。11月は予定通りアリゾナにゴルフ旅行行かれるのですが、またゴルフ日記楽しみにしてます。
    私は1月にベトナム ダナン 3月にスコットランドを予定しており、スコットランドのオールドコースとミュアフィールドの予約も完了して、あとは行くのを待つだけです。ひとつおしえてほしいのですが、ケチケチ旅行なので、レンタカーのカーナビが、一日2000円10日で2万円ほど
    するのが、もったいなくて、グローバルWi-Fiをレンタルして、グーグルのMAPでルート検索できないかなと思ってるのですが、どうでしょうか?そうすれば、日本語のグーグルマップでナビができるのではないかと思うのですが?海外でも、i-podが常時無線LANで繋がると便利ですよね?
    やっぱりカーナビは必要だと思いますか?

    • akihiko shimauchi より:

      バジェット旅行には最近の円安は厳しいですね。事前にGoogle Mapで下調べし、目的地間の全体マップと目的地近辺の拡大マップを用意しておけば、ご友人が隣で地図を見ながらナビゲーション出来るので、CarNaviは節約しても良いと思います。迷った時に備え、多少時間に余裕をもって出発する事はお薦めします。

      11月末予定のAZ遠征でも、家内はナビゲータ役としては期待できないので、幾つかの縮尺のGoogle Mapを用意、道路標識を見て右折・左折の判断が瞬時にできるよう、途中の大きな町やRt. No.はマーキングするなど準備しました。

  • tamachan より:

    2015年3月12日から22日まで、イギリスに2泊して、セントアンドリュースに4泊、エジンバラに3泊して、クレイル40ポンド、カーヌスティー77ポンド、セントアンドリュース80ポンドで2ラウンド、ノースベリック70ポンドですべて日本の神戸ゴルフ1903年よりも、古い1900年以前に開場の歴史のあるコースばかりラウンドしてきました。3月なのに、フェアウエーもグリーンもきれいでした。コースの景色は最高で、見事な自然との調和でした。3月なので、料金もピークの夏の半額でプレーできたのでよかったです。すべてセルフで担ぎの6連続ラウンドでした。53歳の私で、ギリギリかな。60歳以上の方には、キェディーをつけたら、フラットだし、70歳までは、プレー可能だと思います。かえってきたばかりなのに、来年のロイヤルノードッホ付近のリンクスのラウンドに行くつもりです。

  • akihiko shimauchi より:

    tamachan: 本Home Pageを活用して頂き、また、多数のコメントを寄稿して頂き有難うございます。53歳でセルフで6R連続は凄いですね。小生はプレイ後の90分指圧付きで週1Rが限界です。
    来年も遠征を計画との事、すっかりリンクス・コースに魅了されましたね!3月ならGreen Feeも安く、Tee-offも取りやすいので狙い目ですね。

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