ScotlandでのLinksコース挑戦開始です:
Hotelの前に、KintyreとAilsaの2つのチャンピオン・コースがあります。今日はKintyre に挑戦。
Turnberry Kintyre:Scotland Ranking* 42位。Green Fee(GF):宿泊客=£105/15,750円、ビジター=£135/20,250円。
Turnberry Ailsa:Scotland Ranking* 4位、WW Ranking 17位、The Open 4回開催した名門GC。GF:宿泊客=£160/24,000円、ビジター=£199/29,850円。Combination/宿泊客のみ:£230/34,500円。宿泊客優先で、空きのある時にビジター受け入れとの事。
注:* Ranking はwww.top100golfcourses.co.ukによります。
キャディ/Caddie:
日本、アメリカ、カナダでは電動カート/Buggy が主流ですが、Scotlandではコース保護の為、電動カートの使用は身体障害の医師証明書提出者のみと厳しく制限されています。手押しカート/Trolleyを借りるか、自身で担ぐか、Caddie/キャディを依頼してのプレーとなります。地元のプレーヤーは、軽い脚付きバッグを担いでプレーするのが主流です。
初めてのLinks挑戦でもあり、多くの記事・ブログがキャディを雇うことを薦めているので、前日キャディ・マスター室で手配を依頼。キャディはバッグを担ぐので、各プレーヤー毎に手配が必要です。キャディ・フィーは£40+10~20/チップ=£50~60/7,500~9,000円。各GC/Linksのライセンスを取得していますが、self-employed/個人営業です。プレー後に現金で本人に直接支払います。ホテルの部屋から見ていると、キャディ採用率は、日中はほぼ60~80%、プレー・フィーが安くなる3時以降スタートのトワイライトでは30%前後との印象を受けました。
プレー開始時にスターターから、各ホールの詳細なコース・レイアウト&ヤード表示の小冊子を渡されます。Strokesaver と呼んでおり、お土産用に有償追加購入する事も出来ます:£3~5/450~750円。日本と違い、Tee Ground にコース案内図、両サイドにヤード表示のステイックは無しです。スプリンクラーに小さく表示のみ、そのスプリンクラー数も少なく、荒涼とした風景なので距離感が中々掴めません。フェアウエー・グリーンとも硬いので攻め方も日本とは大きく異なります。ブラインドになるバンカーも多く、深いラフに打ち込んだらキャディ無しでは大半はロスト必至と思います。
結論:少なくとも初めてのコースではキャディは必須。
キャディの歩行スピードは速く、担当のプレイヤーのショットが終わると、どんどん先に歩き出すので、途中で多数の写真撮影をしたにも関らず、3時間10分でプレー終了しました。St Andrews の各コースを始め、スコアカードに各ホール毎にMax Time が記載されているGCも有ります。ちなみに Old Course では3時間57分以内でプレーと書かれています。
小生に付いたキャディはLeeさん(写真中央)。元プロ、ゴルフ三昧で奥さんに離婚されたとか。2009年にThe Openが開催された時には、石川遼君の練習ラウンド&本戦のキャデイーを務めた経歴の持ち主。適格なアドバイス、残念ながらプレーヤーがアドバイス通りのショットを打てないので宝の持ち腐れ?
ポット・バンカー / ひざ上丈のラフ:
全英オープン/The Open の放映でご承知の通り、深くほぼ垂直に近い壁のバンカーが至る所にあります。バンカーは大苦手なので、入ったら数回のトライ後は、5本指の特製サンドでボールを放り投げる事態も覚悟。写真は7番のガードバンカー。
Front 9は何と一度も名物ポットバンカーに入れず、Tiger Woods並と思った途端、10番で(念願の?)深いバンカーに。1.5m前後の絶壁にも関らず、1度で見事脱出、しかもナイス・オンでボギー。バーディーもゲットして40台で大満足のプレーでした。 Back 9もバンカーは2回で済み、緒戦は想像以上の上出来でした。覚悟していたロスト・ボールもゼロ、少々ボール(5DZ)を買い過ぎたかな?
硬めのフェアウエー&グリーン:
ランが出るうえ、グリーに直接落とすと弾んで後ろのバンカーやブッシュに入るので、普段の距離より1~2番手少なめのクラブで、グリーン手前にボールを落とす事が重要です。我々夫妻はフェアウエー・ウッドのトップが多いのですが、Linksコースでは結果オーライとなり助かったホールが少なくありませんでした。今日の予想以上の好成績の真の理由(?)。
8番グリーン、ブラインドの 2nd shot はトップ、小高い丘を越えるとパーオン。Lucky !
棘の鋭いハリエニシダ:
遠目には黄色の花が綺麗ですが、良く見ると鋭い棘が。ハリエニシダの茂みに打ち込むとほぼ100%アンプレを覚悟。
アンジュレーションの厳しいグリーン:
写真では良く分からないかと思いますが、何しろデコボコ。高麗芝同様、あまり傾斜には影響を受けず、カップ左右30cm以内で狙うケースが90%以上。距離感が合えば3パットは意外と出ません。グリーン周り20~30ヤードからでもパターで攻めるのが一番の安全策。
プレー後 近郊観光:
1. Culzean Castle /カリーン城観光: Turnberryから約10Km。中々見事な城構え。
2. Historic Robert Burns Trail / ロバート・バーンズゆかりの地観光: 「蛍の光」等の作詞で有名な詩人Robert Burns(1759~96年)が7歳まで過ごした所。
(2013年6月28日掲載、 写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)
ターンベリーのホテルの泊まってのラウンドは、いつかはしてみたいです