海外ゴルフ旅行 My Plan 作成の便利帳としてご活用ください

物件

第二回海外ゴルフ三昧 : Scotland 遠征の準備

Scotland ゴルフ三昧旅行の準備記録:

  1.  2012年9月:Canadaゴルフ三昧旅行の準備と並行してGlobal Golf Vacations (GGV) にProposal の作成を依頼し、検討開始。
  2. 2012年11月:Website検索で、The Old Course Hotel の予約が既に満杯な事を知り、急いでGGVに見積額の50%のDepositを払込、予約手配を依頼。日程調整を行い、無事Hotel確保。
  3. 2013年2月:成田 – London & 英国内のフライト予約、London市内のHotel予約は独自にNetで予約手配。
  4. 2013年3月下旬:海外ゴルフ三昧のwebsite開設準備が整ったので、情報収集・整理の本格的取組を開始。

 

2013年6月4日 成田-ロンドン、短期滞在型アパート/Serviced Apartmentに5泊

 

 

6月4日(火):成田 – London(5泊): 海外ゴルフ三昧の第二弾として聖地Scotlandに向け出発

ゴルフ三昧とは言うものの、体力的にも週3ラウンドが限界、適度な観光とのコンビネーション旅行。今回は一番安かったロンドン直行便、Virgin Atlantic航空を利用。安部ノミクスで若干メリットを受けたのでup gradeも検討、結局、成田で一人15,000円の追加で非常口脇のレッグルームの広い席で妥協。ほぼ定刻にLondon Heathrow空港(以下、LHR)に到着。時差調整も兼ねてロンドンに5泊。

Grand Plaza Serviced Apartments (www.grand-plaza.co.uk):

Expedia on-lineで、Julia RobertsとHugh Grantが主演した映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台となったNotting Hillの近くにある短期賃貸型家具付きアパートを予約。ロンドンのホテルの多くは20~25㎡と狭く、宿泊代も安くないが、この種の宿泊施設はホテルより広め。キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、調理器具&食器類が完備しているので簡単な自炊も出来、Wi-Fiも無料で利用可能。ランドリーは専任担当者が対応、1回目は無料、2回目からは£5。連泊の場合には、Serviced Apartmentも検討対象に加える事をお薦めします。

今回の我々の部屋はUpgradeしてくれた事もありベッドルームと応接・キッチネットの2部屋で約40-50㎡。写真の通りかなり広めで設備も充実、1泊平均£186/27,800円。ホテル代の高いロンドンとしては納得の出来る価格と思いました。

London-Grand Plaza Serviced Aptmnt-外観

格調高い外観、近隣は似た様な外観のホテル・アパートが多数。

London-Grand Plaza Serviced Aptmnt-部屋内部

内部:凄く豪華に見えるけど写真8掛と思って下さい。(写真は許可を得て Home Page より引用)

(2013年6月6日掲載)

2013年6月5日 London – Orient Express / オリエント・エクスプレスでBathへ

 

Orient Express (以下、OE:www.orient-express.co.jp):

「レールに乗ったグランド・ホテル」との異名を持ち、19世紀に誕生以来、世界の富豪や貴族にも愛用され、アガサ・クリスティの推理小説の舞台にもなったOE。ロンドンから観光地への日帰りツアーが用意されています。OEは前々から一度は乗車してみたいと思っており、約1ヶ月前にon-line予約。

OE日本事務所から即時メール連絡が入り、以降の手続き、払込(日本円)、関連書類等も全て日本事務所の対応でした(03-3265-1200)。ロンドンからの日帰りプランが幾つか用意されていますが、日によって実施されるプランが異なります。出発の約2週間前に、Ticketとパンフレットが一体となった小冊子が瀟洒なBoxが自宅に届けられます。プチ贅沢な気持ちにしてくれる洒落た演出です。

シャンペン付きフルコース・ディナーを豪華アンティーク客車で楽しむのがハイライトです。

20130605-OE車内-Aki&Harue-Web

 

British Pullman / ブリティッシュ・プルマン:

日帰り旅行用には、British PullmanとNorthern Bell / ノーザン・ベル(列車名)が用意されています。我々が予約したのはBritish PullmanのHistoric Bath(世界遺産のバース周遊)。客車は1920~30年代に製造されたものを丁重に修復、格調高い雰囲気を醸し出しています。我々の乗車した客車は1925年製造のIBIS/アイビス号、入口上に洒落た紋章が寄せ木細工で示されています。

20130605-24-OE客車名Palte-IBIS-Web

 

受付:

出発の45~30分前(受付終了)に、London Victoria駅の2番ホームのOE常設カウンターで済ませる必要があります。約1時間前に行くと、既にドレス・アップした多数のご高齢の夫妻が居たので直ぐに場所は分かりました。受付にはコヒー・紅茶が用意されており、待合ロビーも豪華で、期待感を高める演出が見事です。

OEの幹部の方に乗客の国別比率質問した所、驚いたことに英国人が75%、米国と日本人が各々10%との事。中国人は?との質問に、”Not yet”との回答。

20130605-Orient Express 専用受付-Web

 

行きの車中でブランチ:

我々の列車は、普通列車で約1時間半の距離を、ブランチを堪能するのに時間が必要な為、3時間半近くかけて運行します。出発と同時に名物のベリーニ(白桃とシャンペンのカクテル)がサーブされ、グラスが空くと直ぐに注いでくれるので、注意しないと酔っ払ってしまいます。隣席の体格の良い英国人ご夫妻は二人とも5~6杯は飲み干されました。車窓からの景色を楽しみながら、豪華な3コース・ブランチを楽しみ、多少胃がこなれた頃にBathに到着です。

 

Bath/バース(世界遺産 – ローマ時代の大浴場跡):

2000年前の紀元1世紀にイングランドを支配下に治めたローマ軍が、温泉保養地(Bath/風呂)として大浴場を開設。現在迄、滾々と温泉が湧き出ており、高級温泉保養地として繁栄。バスで約1時間の簡単な市内見学後、Roman Baths & Museum/ローマ浴場博物館でローマ人の造った大浴場を見学。この現地ツアーはパッケージ料金に含まれています。

2013年日本アカデミー賞で、阿部寛が主演男優賞を獲得した「テルマエ・ロマエ」をたまたま観賞しており、その時のシーンが思い出されました。現地には約3時間滞在です。

20130605-43-Bath-03-Web

 

復路の車中で5コース・ディナー:

帰りの車中でも出発と同時にシャンぺンが振舞われ、4時間に渡りワイン(2人で1本)付き5コース・ディナーに舌鼓。19:45 にLondon Victoria駅に帰着。一人53,500円は安くは無いけど、終日リッチな気分を満喫。退職記念、結婚記念日などのイベントとして、プチ贅沢のお値打ちは有ると思いました。お隣の英国人カップルは、子供さん達からのXmasプレゼントだったとの事。

Scotish Salmonがメイン・デッシュ。

20130605-37-OE-Main Dish-Web

6種類のチーズ、一切れのサイズは日本の3倍以上。大半の顧客は6種類をペロリ、我々は3種でもギブアップ。

20130605-OE-Cheese Plate-Web

 

Dress Code:

エレガントな社内での食事を愉しむため、男性はジャケット&襟付きシャツ、女性はスーツやワンピースが推奨されています。スニーカー、ジーンは禁止です。Dinner Tripは、男性はタキシードやディナージャケット、女性は丈の長いワンピースやドレス着用となっています。旅行の最後には担当のスチュワ-ドにTip(£5~10/人)も忘れずに。

 

(2013年6月26日掲載、写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

 

2013年6月6日:London – 市内観光 & Thames Afternoon Tea Cruise

 

朝はアパート周辺を散策。映画「Notting Hillの恋人」の舞台となった本屋(跡)を探し歩いた後、市中心部の観光へ。丁度エリザベス女王の戴冠60周年記念にあたり、Piccadilly CircusからOxford Circusに通じるRegent Streetは大きなバーナーで装飾されていました。

20130606-Elizabeth女王戴冠60周年-Web

高級デパートFortnum & Masonでお土産用に紅茶を購入。脇の入り口の装飾、何とも言えない高級感!

20130606-F&M-Side Entrance-Web

 

午後3時に、ロンドンに十数年駐在している友人とThames  River Afternoon Tea Cruiseで旧交を温めました。船からの景色も中々良いですね!

20130605-Thames River Cruise-Web

Westminster & Big Ben

20130605-Tower of London-Web

Tower of London

20130605-Big Eye-Web

London Big Eye

Thames River Cruise / 食事付きテームズ川遊覧(www://thamesdinnercruise.co.uk):

① Lunch Cruise(水~土、12:30~14:30、3コース・ランチ、£32/4,800円)

② Afternoon Tea Cruise(水~土、15:00~16:45、£29.50/4,425円)

③ Dinner Cruise(毎夕、19:30~22:45、4コース・アラカルト、£74/11,100円)

Dress Codeはスマート・キャジュアルです。日本ではクールビズで少々ドレス・コードが乱れているので、英国旅行でそれなりのホテル、レストラン、この種の観光の際には要注意・調整が必要です。

(2013年6月27日掲載、写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

2013年6月7日:London – Cotswolds / コッツウォルズ観光

 

Cotswolds / コッツウォルズ観光:

最近日本で大人気のCotswolds/コッツウォルズ海外現地開催オプショナルツアを多数販売しているAlan1(www.alan1.net)のパッケージを現地で購入。我々の旅行はほとんどが手作りですが、たまにはパッケージも気楽で悪くありませんね。集合時間に遅れずに、集合場所に行けば後は全てお任せ。

英文スペルを見て、お店などの現地住民の発音を注意深く聞くと「コッツ・ウォル」が多いように思いました。コッツ・ウォルはロンドン北西、Oxfordの先にあり、40 x 60Kmの地域で、幾つもの素晴らしい風景の村が点在しています。

8:00 集合、8:15 発、17:15 解散(9時間)、4か所の村を訪問。日本語ガイドさんの英国生活・教育・政治制度等の説明も参考になりました。£67/10,500円は物価高のLondonでは超お値打ちと思いました。

 

Broadway藤の花が満開で見事、一番観光客が少なく風情のある街でした。

20130607-Cotswoldss-Broadway-Aki&Harue-Web

20130607-Cotswolds-Broadway-藤の花-Web20130607-Cotswolds-Broadway-藤の花2-Web

 

Stow-on-the-Wold街の広場に多くのレストラン・パブがあり、ここで昼食。

20130607-Cotswolds-Stow-Pub Kings Arm-Web

Bourton-on-the-Water街の中を小川が流れ、コッツ・ウォルドのベニスと言われています。

20130607-Cotswolds-Burton-on-the-water-Web

Burford雰囲気のある街で休憩、紅茶とスコーンを楽しんだ後ロンドンへ。

20130607-Cotswolds-Burton-街並-Web

 

(2013年6月27日掲載、写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

 

2013年6月8日:London – Houses of Parliament / 国会議事堂見学

 

Houses of Parliament / 国会議事堂見学(www.parliament.uk

毎週土曜日(9:15~16:30)に75分間の内部ガイド・ツアー見学が可能です。夏期(7/31-8/31)は原則毎日見学が可能ですが、曜日により開館時間が異なります。料金は£16.50/2,475円(学生・60歳以上は£14)、ticketmaster(www.ticketmaster.co.uk)からon-lineで公開日時の確認と事前予約が必要です。料金は£16.50/2,475円(学生・60歳以上は£14)。

流石に歴史を実感させる重厚かつ絢爛豪華な内部、必見の価値あり、土曜日/夏期開館日にロンドン滞在予定なら一押しです。内部撮影は禁止なので写真はパンプレットより借用。議場は狭く、驚いたことに、全議員が座るだけの席は無く、議員は立ったままで審議に参加との事。最近、日本企業の中には会議効率化のため、立つたままで会議進行スタイルが一部流行り始めているけど、国会でも採用しては?経費削減+効率的な議事運営が出来るかも? 実際には、各委員会での活動が主で、全議員が集まるケースは少ないとの事。帰国したら日本の国会も是非見学しなくては。

British Parliament-1 外観British Parliament-2 内部

 

(2013年6月28日掲載、議事進行の写真はパンフレットより借用)

2013年6月9日:London – Glasgow / グラスゴー:市内観光後 Turnberryへ(83Km)

 

いよいよScotland Golf三昧の始まり:

LHR空港からBritish AirでGlasgowへ。2人分でチケット代はLCC並みで僅か6,600円、税&サービス料が17,920円、合計24,520円。6/23のEdinburghからLHRの便は2人分で、チケット代1,600円、税&サービス料11,700円、合計13,300円。ホテル代を始め物価が高い英国で、数少ないお値打ち価格。

Glasgow市内観光:人口75万人、Scotland最大の都市。空港で旅行代理店Global Golf Vacations(以下、GGV)の担当者から、書類&Rent-a-carを受取り、駆け足でGlasgow市内観光。快晴の日曜日、公園は日光浴の老若男女で超満員でした。

20130609-Glasgow-Kelvingrove Art Gallery & Museum-Web

 

Turnberry 5 Star Resortwww.startwoodhotels.com or www.turnberryresort.co.uk

Glasgow市中心部から83Km/約1時間。Scotland有数の豪華リゾート・ホテルと言われるだけあって、エレガントで素晴らしい設備とサービス。Sheraton、Westin等のブランドを有する世界的大手ホテル・チェーンStartwoodのThe Luxury Collection。上記最初のwebsiteは日本語、ホテル内外部の写真が多数掲載されています。夏期の公示宿泊料は£345~395ですが、onlineで探すと£210/31,500円~£250/37,500円(朝食&税込)。

5時過ぎに到着、クラブハウス&コースを一望する、ホテルのバー・ラウンジで早目の夕食。地ビールのSt. Mungosと、名物Fish & Chipsを賞味、美味なり。値段も地ビール代を含めて£35/5,300円と超一流ホテルとしては極めてリーズナブル。

20130609-Turnberry Hotel-全景-Web

Hotel全景、手前は練習用&Family用のショート・コース

20130609-Turnberry Hotel-バグパイプ-Web

毎夕6:00からバグパイプの演奏、ホテル前を約20分演奏しながら往復し、雰囲気を盛り上げています。

20130609-Turnberry Hotel-Bar Lounge-Web

Bar Loungeからコースを一望に

20130609-Turnberry Hotel-Bath Room-Web

素晴らしい Bath Room と Bed Room。洞爺湖のホテル・ウィンザーを思い出しました。

20130609-Turnberry Hotel-Main Dining Room 1906-Web

重厚な感じのメイン・ダイニング – 1906 (ホテル完成年が1906年との事)。

20130609--Turnberry-灯台-Sunset-Web-1

20130609-Turnberry-灯台-Sunset-Web-2

少々高くついても 部屋から Golf Course を一望出来るOcean View の部屋を強くお薦めします。滞在3泊中、ラッキーな事に毎晩豪華な夕焼けを満喫。

 

(2013年6月28日掲載、写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

 

2013年6月10日:Scotland Golf 三昧 R-1 :The Turnberry Kintyre / ターンベリー・キンタイア

 

ScotlandでのLinksコース挑戦開始です:

Hotelの前に、KintyreとAilsaの2つのチャンピオン・コースがあります。今日はKintyre に挑戦。

Turnberry Kintyre:Scotland Ranking* 42位。Green Fee(GF):宿泊客=£105/15,750円、ビジター=£135/20,250円。

Turnberry Ailsa:Scotland Ranking* 4位、WW Ranking 17位、The Open 4回開催した名門GC。GF:宿泊客=£160/24,000円、ビジター=£199/29,850円。Combination/宿泊客のみ:£230/34,500円。宿泊客優先で、空きのある時にビジター受け入れとの事。

注:* Ranking はwww.top100golfcourses.co.ukによります。

20130610-12-Kintyre-ハリエニシダと灯台

 

キャディ/Caddie:

日本、アメリカ、カナダでは電動カート/Buggy が主流ですが、Scotlandではコース保護の為、電動カートの使用は身体障害の医師証明書提出者のみと厳しく制限されています。手押しカート/Trolleyを借りるか、自身で担ぐか、Caddie/キャディを依頼してのプレーとなります。地元のプレーヤーは、軽い脚付きバッグを担いでプレーするのが主流です。

初めてのLinks挑戦でもあり、多くの記事・ブログがキャディを雇うことを薦めているので、前日キャディ・マスター室で手配を依頼。キャディはバッグを担ぐので、各プレーヤー毎に手配が必要です。キャディ・フィーは£40+10~20/チップ=£50~60/7,500~9,000円。各GC/Linksのライセンスを取得していますが、self-employed/個人営業です。プレー後に現金で本人に直接支払います。ホテルの部屋から見ていると、キャディ採用率は、日中はほぼ60~80%、プレー・フィーが安くなる3時以降スタートのトワイライトでは30%前後との印象を受けました。

プレー開始時にスターターから、各ホールの詳細なコース・レイアウト&ヤード表示の小冊子を渡されます。Strokesaver と呼んでおり、お土産用に有償追加購入する事も出来ます:£3~5/450~750円。日本と違い、Tee Ground にコース案内図、両サイドにヤード表示のステイックは無しです。スプリンクラーに小さく表示のみ、そのスプリンクラー数も少なく、荒涼とした風景なので距離感が中々掴めませんフェアウエー・グリーンとも硬いので攻め方も日本とは大きく異なります。ブラインドになるバンカーも多く、深いラフに打ち込んだらキャディ無しでは大半はロスト必至と思います。

結論:少なくとも初めてのコースではキャディは必須。

キャディの歩行スピードは速く、担当のプレイヤーのショットが終わると、どんどん先に歩き出すので、途中で多数の写真撮影をしたにも関らず、3時間10分でプレー終了しました。St Andrews の各コースを始め、スコアカードに各ホール毎にMax Time が記載されているGCも有ります。ちなみに Old Course では3時間57分以内でプレーと書かれています。

小生に付いたキャディはLeeさん(写真中央)。元プロ、ゴルフ三昧で奥さんに離婚されたとか。2009年にThe Openが開催された時には、石川遼君の練習ラウンド&本戦のキャデイーを務めた経歴の持ち主。適格なアドバイス、残念ながらプレーヤーがアドバイス通りのショットを打てないので宝の持ち腐れ?

201306010-Kintyre-CaddieのLee-Web

 

ポット・バンカー / ひざ上丈のラフ:

全英オープン/The Open の放映でご承知の通り、深くほぼ垂直に近い壁のバンカーが至る所にあります。バンカーは大苦手なので、入ったら数回のトライ後は、5本指の特製サンドでボールを放り投げる事態も覚悟。写真は7番のガードバンカー。

20130610-Kintyre-No.7-Web

Front 9は何と一度も名物ポットバンカーに入れず、Tiger Woods並と思った途端、10番で(念願の?)深いバンカーに。1.5m前後の絶壁にも関らず、1度で見事脱出、しかもナイス・オンでボギー。バーディーもゲットして40台で大満足のプレーでした。 Back 9もバンカーは2回で済み、緒戦は想像以上の上出来でした。覚悟していたロスト・ボールもゼロ、少々ボール(5DZ)を買い過ぎたかな?

 

硬めのフェアウエー&グリーン:

ランが出るうえ、グリーに直接落とすと弾んで後ろのバンカーやブッシュに入るので、普段の距離より1~2番手少なめのクラブで、グリーン手前にボールを落とす事が重要です。我々夫妻はフェアウエー・ウッドのトップが多いのですが、Linksコースでは結果オーライとなり助かったホールが少なくありませんでした。今日の予想以上の好成績の真の理由(?)。

20130610-Kintyre-No.8-Web

8番グリーン、ブラインドの 2nd shot はトップ、小高い丘を越えるとパーオン。Lucky !

 

棘の鋭いハリエニシダ:

遠目には黄色の花が綺麗ですが、良く見ると鋭い棘が。ハリエニシダの茂みに打ち込むとほぼ100%アンプレを覚悟。

20130610-50-ハリエニシダ-Web2

 

アンジュレーションの厳しいグリーン:

写真では良く分からないかと思いますが、何しろデコボコ。高麗芝同様、あまり傾斜には影響を受けず、カップ左右30cm以内で狙うケースが90%以上。距離感が合えば3パットは意外と出ません。グリーン周り20~30ヤードからでもパターで攻めるのが一番の安全策。

20130610-Kintyre-No.18-Web

 

プレー後 近郊観光: 

1. Culzean Castle /カリーン城観光: Turnberryから約10Km。中々見事な城構え。

20120610-Culzean Catle-Web-1

20130610-22-Culzean Castle-3

2. Historic Robert Burns Trail / ロバート・バーンズゆかりの地観光: 「蛍の光」等の作詞で有名な詩人Robert Burns(1759~96年)が7歳まで過ごした所。

(2013年6月28日掲載、 写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

 

 

 

2013年6月11日:Scotland Golf 三昧 R-2:The Turnberry Ailsa / ターンベリー・エイルサ

 

Turnberry Ailsa

Scotland Ranking* 4位、WW Ranking 17位、The Open 4回開催した名門GC。 9番(458/388 Yds, Par 4)が世界Top 500 Holes**の上位100に、15番(206/170 Yds, Par 3)と16番(455/385 Yds, Par 4)が500位に選ばれています。部門別でも 9番はThe Best Ocean Holes  の16位にも選ばれています。

GF:宿泊客=£160/24,000円、ビジター=£199/29,850円。Combination/宿泊客のみ:£230/34,500円。

20130611-Ailsa-No.1 Tee Shot-Web

Hotel 正面が Ailsa Course No.1  Tee Ground

20130611-Ailsa-No.8 Tee-Web

No. 8 Tee Ground から有名な灯台を眺める

20130611-Ailsa-No.9 Tee Shot-Web

世界Top 100 Holes、The Best Ocean Holes  の16位にも選ばれている No. 9 のTee Ground

20130611-Ailsa-No.10 Green-Web

No. 10 のGreen より灯台を

 

Golfers は圧倒的に男性 !

女性の姿はごく少数、40~60代のビジネスマン4~8名のグループが主。Lady Firstからしばし開放され、思い切りMen’s Clubを楽しんでいる様子。ホテル受付に聞いてみると、5~9月のゴルフ・ピーク・シーズンは男性比率が80^90%との事。最近の日本では女性プレーヤーが増えてきているので少々異な感じがしました。国籍別では60~70%がアメリカ人との事。

 

Ayrshire / エアシャー地域には、他に有名なGCが3コースあります。Turnberryから20~30miles / 32~48 Km / 30~45分と近く、3 GCはお互いに隣接しているので、後学の為に訪問し、ロゴボールを購入、スコアカードを頂戴してきました。

1.Western Gailes / ウェスターン・ゲールズ:

Scotland Ranking* 15位。The Openの開催こそ無いが、The Openのqualifying/予選コースとしてしばしば選ばれています。世界Top 500 Holes** に15番(592/527 Yards, Par 5)が選ばれています。

ビジターの予約も受付、月・水・金の9~12:00 & 14~16:30、土は15:30~16:30。GFは£130/昼食込。 Hcp制限は無し。

 

2.Prestwick / プレストウイック:

1860年の第一回から連続12回、合計24回のThe Openが開催された名門GC。1925年を最後に、大観衆受入れが不可能な為、開催を返上。Scotland Ranking* 13位。

Railway Hole として有名な 1番(345/345 Yards, Par 4:)は世界Top 500 Holes**の上位100に、部門別でも Most Penal Holes (リカバリーも含め最も難しい)の上位11位、The Best Short Par 4 の上位12位に選ばれています。コース脇を頻繁に電車が通ります(下の写真、白い家の右側に列車が写っています)。日本だったら危険防止でネ不粋なネット設置が義務付けられる事必至ですね。

3番(533/477 Yards, Par 5)も上位500位、部門別のThe Best Links Holes の10位にも選ばれています。

ビジターの予約も受付。男性のHcp=24、女性のHcp制限=28。夏期のGFは£130/R。

20130610-Prestwick-Web

 

3.Royal Troon / ロイヤル・トル-ン

Scotland Ranking * 7位、WW Ranking 60位、1923年以降2004年の間にThe Open 8回開催、次回は2016年開催が予定されています。Old/Championship Course、Portland Course、Craigend Courseの3コースがあります。

8番(129 Yds, Par 3)と11番(481 Yds, Par 4)が世界Top 500 Holes**の上位100に、部門別でも 8番はHardest- To- Putt Greens の12位、The Best Greensites の14位、The Most Penal Holes の15位、The Best Links Holes の17位にも選ばれています。11番はThe Most Difficult Holes の17位、 Most Penal Holes の15位、The Longest Par 4 の7位に選ばれています。

ビジターの予約も受付、但し、時間制限(9~10:30、14:30~16:00)があります。夏期のOld Course GFは£120。

注:* Scotland & WW Ranking はwww.top100golfcourses.co.ukによります。

注:** The 500 World’s Greatest Golf Holes (George Peper & The Editors of Golf Magazine, 2000年版によります。Yards表示は、 Championship/Regular Tee です。

 

(2013年6月29日掲載、 写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)

2013年6月12日:The Isle of Mull / マル島へ移動(285 Km)

 

Turnberry より マル島へのフェリーに乗る為 Oban /オーバンへ(140 M / 224Km):

UK AA (JAFに相当)のRoute Plannerでは所要時間3時間7分となっていたが、本当に3時間10分 / 平均時速80Kmで到着。Obanは古くから漁業で発展してきた人口8,200人の雰囲気のある港町。中心部は数百メートルとコンパクト。フェリー乗場近くのEE-USKで昼食。素晴らしく美味でビックリ、入口を見ると過去数年間連続ミシェラン・ガイドで紹介。納得 !

20130612-Oban-Web

 

フェリーで対岸の Craignure / クレイグニュアへ(約45分):

Scotlandの道路事情は良く、高速運転が可能ですが氷河の浸食により、フェリー利用が必要な場合も少なくありません。フェリーの便数は少なく乗船可能車両数も限られているので、Websiteから運航時間の事前確認・予約をお薦めします【要注意】。フェリー会社名が不明でも、地図から両岸の港町(と思われる)名を確認し、Google検索で情報収集ができます。

20130612-Oban Ferry-Web

 

Duart / デュアート城観光

フェリー波止場から近いので訪問。約700年からマクリーン一族が住んでおり、人が住んでいる城としてはScotland最古。直ぐ隣のTorosay / トロッセイ城は昨年持主が売出しに。当初£1千万(15億円)の売値が、最終販売価格は(広大な牧草地を除いて)£150万(2億2,500万円)だったとの事。スイス人の買手は修理に数億円を要したとの事。外国人/日本人も城を購入出来るそうですが、固定資産税や維持費を考えると???

Duart Castle-1

(Home Page より借用)

 

Tobermory / トバモリー:Glengorm Castle / グレンゴーム城に2泊

Tobermoryはマル島北端の非常にカラフルな小さな港町(人口は約700人)。観光の人気スポットなのでレストランが中華も含めて6-7件もあります。我々は勿論シーフード。Glengorm城は近郊にある1863年建設されたお城で、現在はBed & Breakfast。

20130612-Tobermory-Web

夕がた7時半でもこの明るさです

 

Tobermory Distillery  & GC

人口僅か700人の町にもウイスキー蒸留所とGolf Clubが有りました。2008年には ”Best 9 hole GC in Scotland”と評価され、あのTom Watsonも難しいが素晴らしいコースと高く評価したとの事。行ってみるとClub Houseには誰もおらず、プレイするビジターは£20/3,000円を箱に入れるようにとの表示。

20130612-Tobermory Distillery-Aki-Web

20130612-Tobermory GC Club House-Web

20130612-Tobermory GC-素晴らしい眺望-Web

 

(2013年6月29日掲載、 写真は自身の撮影、Web用に圧縮してあります)